2話目にして、既にアニメ「違国日記」が好き。

アニメ

2026年冬アニメが、続々スタートしていますが、「呪術廻戦」や「葬送のフリーレン」など話題作が目白押しですね。

そんな中、とても素晴らしい作品に出会えました。

予告編を観た時から、心奪われていた作品、「違国日記」(ヤマシタトモコ先生原作)です。

主人公は、小説家「高代 槙生」。不仲だった姉が交通事故で夫とともに他界したことにより、15歳の姪「田汲 朝」を引き取ることになるというお話。

一見するとぶっきらぼうで気難しそうな槙生ですが、実は人見知りで、人一倍気を使う性格。不器用だけど、誰よりも朝のことを考えていて、大人の立場を利用して、考えを押し付けないところが素敵。15歳という繊細な年頃の朝に対する思いやりは、きっと槙生自身が過去に経験した「何か」が関係しているのかな。そんな槙生ですが、人見知りを15歳の朝に指摘されてしまう可愛らしい一面も。

槙生役の沢城みゆきさんと、朝役の森風子さんの演技も素晴らしくて、セリフがスッと心に馴染む。私は年齢や性格的にも、槙生に感情移入する部分が多いのですが、いい意味でアニメっぽくない沢城さんの演技が余計にそうさせるのかも。

第1話の過去と現在を行き来する演出も素晴らしかった。登場人物の心情を感じ取れる「余白」があって、映画っぽくもある。余白があるから、セリフが活きてくるし、素直に心に響く。

リアリティのある会話劇も作品の魅力で、第2話に登場した槙生の親友「醍醐 奈々」とのシーンは、とても秀逸でした。女友達あるあるというか、「会話になってないけど、会話になってる会話」みたいな。あの会話だけで、彼女たちの関係性が伝わってくる。二人のやり取りを見て、朝が母親とは違う「大人」の一面を知るのも面白い。

同じく第2話に登場した槙生の元彼「笠町 信吾」もいい。声を担当されている諏訪部順一さんは、お気に入りの声優さんの一人なんですけど、今回の演技とても好きです。現実にそこに存在しているような、自然な存在感。槙生を気に掛けているけど、二人の距離感に少し寂しさを感じているような、繊細な演技でした。今後、どのように物語に関わってくるのか、とても楽しみです。

最後に、私が心惹かれたのは音楽です。

オープニングは、シンガーソングライターTOMOOの「ソナーレ」。心に優しい風が吹くようなメロディと歌声が、喪失からの再生を感じ、作品の導入としての最高の演出になってる。

エンディングは、2ピースバンドBialystocksの「言伝」。この曲を聴くと自然と涙が出てくるんですよね。悲しい涙じゃなくて、優しさに涙が出る。ここ最近しんどかった私の心を、そっと癒してくれる曲。自分にとって、今年一番の曲になるかも。

劇伴も素晴らしいので、サントラも聴いてみたいです。配信が待ち遠しい。

まだ放送が始まっていないアニメもありますが、「違国日記」は自分にとって、大事にな作品になると思います。放送が終わったら、原作も読んでみようかな。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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