先日、「劇場版総集編 呪術廻戦 懐玉・玉折」を観に行きました。テレビアニメ版ですでに観ているので、もちろん内容は知っているけど、一つの作品として映画館という環境で観ると、また違った味わいがありました。



何と言っても今回の劇場版で新たに追加されたエンドロール前に流れる思い出の写真の数々ですよ!テレビアニメ版のエンディングも彼らの日常が描かれていて、こちらも大好きだったんですが、追加された写真は、もっと高校生らしい日常がたくさん映し出されています。もうね、心にアオハルが突き刺さる。その後の夏油の人生を考えると、涙なしには観れないです。
「懐玉・玉折」は、やっぱり夏油の物語なんですよね。写真を見ても夏油の求心力が伝わってくるし、個人的な意見ですが、たぶん皆の中心にいたのは五条じゃなくて、夏油なんだろうなと思いました。離反後、目的のためとはいえ、宗教団体の教祖という道を選んだのも、やっぱりカリスマ性があってのことだと思うし、夏油には人を魅了する何かがあったんでしょうね。後輩の灰原も夏油を慕ってるし、たぶん七海もそうだったんじゃないかな。実際自分だったら悩み事があれば、絶対五条じゃなくて、夏油に相談すると思う。それなのに夏油自身は自分の葛藤を五条や周りの人じゃなくて、あの流れで九十九に打ち明けてしまうのが辛い。あと個人的に、離反後硝子と会うシーンが好きなんですよね。あんな大変なことやらかした夏油とあのテンションで話せる硝子のスタンスが好き。五条と夏油と硝子って、本当に絶妙なバランスなんですよね。硝子の二人との距離の取り方が、めっちゃ大人だわ。
逆に五条は自由奔放の天才肌で夏油とは違うタイプのカリスマ。それゆえに他人と同じ目線を共有しにくい。たぶん夏油はどこに行っても誰とでも上手くやれるタイプだと思うんですけど、五条は人を振り回すタイプだから敵も作りやすい。五条にとって夏油は唯一自分と同じレベルで話せる人だったんでしょうね。芥見先生も「五条は夏油の判断を善悪の指針にしていた」と言っているし、とにかく五条は夏油のことが大好きだったんだということが痛いほど分かる。それにしても、高校生時代の五条見てると、先生になってからの五条って相変わらず自由奔放に見えて、実はちゃんと大人になってるんですよね。なんか感慨深い。
総集編なのに興行収入も順調なようで、入場者特典第2弾・第3弾が思い出の写真ステッカーなのでリピーターも多そうですね。「呪術廻戦 0」も再上映されるそうだし、来年あたりの「死滅回遊編」に向けての助走なのかなと期待しています。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。



コメント