大きなイベントだけが思い出じゃない

日々思うこと

今まで人生でそれなりに大きなイベントはありましたが、自分の心に残っている思い出は、意外と小さくて瞬間的なものが多いような気がします。

とても抽象的なものですが、なぜかとても愛おしくて、ずっと心のなかにあって、ふと湧き上がってくる瞬間があります。

例えば、これは幼少期に感じて今でも感覚的に思い出すのですが、父の車で遠出をした帰り道、5月か6月頃だったか。半袖でも過ごせそうな暖かい夕方、少し混みだした景色を車の後部座席から眺めている。きっとみんな楽しい休日を過ごし、少し疲れて家路につく。そのノスタルジックで少しの寂しさを含んだ雰囲気。ただそれだけなのですが、ふとその時感じた雰囲気が未だに蘇ります。

他にも、祖母の家の台所。手際よく下ごしらえをする祖母を、隣で興味深く観察する。居間のテレビからは相撲中継が聞こえる。観客の歓声が「わっ」とあがる。どっちが勝ったのだろう。

夏休みのある日、プールから帰ってそのままお風呂に入る。湯上りに扇風機の前で冷たい麦茶を飲みながら涼む。まだ外は明るい夕方、早々お風呂に入るというミッションを済ませたことで、なぜか謎の達成感に浸る。

平凡な日々は時に退屈に思えることもありますが、一瞬一瞬が大切な思い出になり得るのだと思います。

大きなイベントではない日常の風景。

忘れがちですが、一日一日を大切に過ごしていきたいですね。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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